料金表
クラウン

※料金はあくまでも目安です。物価、材料費の高騰、その他の変動により、金額は変わることがあります。
詳しくは担当医にお尋ねください。

支払い方法

※料金はあくまでも目安です。物価、材料費の高騰、その他の変動により、金額は変わることがあります。
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セラミック冠

素材が、技工士のオーダーメイドの手作りのセラミック類(色々な種類の陶材を調合して盛り上げ焼き上げて作る技法)で出来ている被せ物です。

(1)金属焼付陶材冠(貴金属MB)

金属焼付陶材冠(貴金属MB)
前歯・小臼歯 1本132,000円(税込)
大臼歯部 143,000円(税込)
70年以上前から使われており、内面を貴金属で作り、その外側に調合したセラミックを盛り上げ高温で焼いたセラミック冠。
適合性・丈夫さ・歯を削る量がもっと少ない。色・形態ともに腕の良い技工士が作れば長期安定、虫歯や歯周病のリスクが最も少なく最高ランク。大きな本数の多いブリッジのケースでも使用が可能。
当医院のMBは最高級の貴金属性のフレームを作り、その上に陶材を焼付けて盛り上げ、色・形態をオーダーメイドで作ります。
貴金属は歯面への適合性が良く体にも安全です。
非金属のセラミック用メタルもありますが、値段はとても安いのですが、適合が悪く、人体に良くないので当院では使用していません。

(2)オールセラミック冠(AC)

オールセラミック冠
1本121,000円(税込)
下顎アタッチメント義歯05
内部の構造を金属でなくジルコニアで作り、その上に調合したセラミックを焼成して盛り、技工士がオーダーメイドで色と歯の形態を作り上げるものです。貴金属を使用しないのでその分安価、歯の削合量はMBより少しだけ多くなります。
色はメタルが無いので、光が透過し、透明性の高い歯の方には最高に合わせる事が可能です。固さは天然歯にMBと同程度に近いです。大きな本数の欠損ブリッジには向きません。

(3)自費ハイブリッドセラミック冠(HB)

自費ハイブリッドセラミック冠
1本110,000円(税込)
下顎アタッチメント義歯05
強度を増すために貴金属で内部の構造を作り、その上にハイブリッドセラミックを色と形態をオーダーメイドで盛り上げて作ります。
ハイブリッドセラミックはセラミックの粉と超硬質プラスチックの粉を混ぜて、それを結合・固めるボンディング剤を使い、強力な光で固めたものです。
純粋のセラミックとは違います(純粋のセラミックは陶材の粉を混ぜて盛り上げ固めます)。
ハイブリッドセラミック(HB)は少し天然歯より少し柔らかいのが特徴です。
メリット
  • 少し柔軟性があり、破折が起こりにくい。インプラントの冠には適している
  • インプラントに被せるクラウンの素材としては少し柔らかく、ダイレクトに咬合力が伝わりにくいので、インプラントの本体に優しい
  • 少しの破折なら口腔内で修理が可能(技工士がいる医院にて)
  • 審美感は良い
  • 費用はMB・ACに比べれば比較的安価
デメリット
  • 通常のセラミック素材よりは少し劣化が起こる
  • 色も少し変色が起こる
  • セラミック(MB・AC)よりは耐久性が劣る

セラミックCAD/CAM冠

AIがジルコニアブロックを削り出しで作るクラウンの事です。

(1)プラチナダイアモンドセラミックCAD/CAM冠(PDCC)

プラチナダイアモンドセラミックCAD/CAM冠
71,500円(税込)
プラチナダイアモンドセラミックCAD/CAM冠
高級なジルコニアブロックをAIコンピューターが削り出しする(CAD/CAM冠)です。臼歯部のみ適応。AIも進化していますが、まだまだ上手な歯科技工士が作るクラウンの色や歯の形態には遠く及びません。
個性のある適性な歯の形態造りや色をオーダーメイドに作れないので前歯部は避けた方が良いです。臼歯部が適応です。
固さは天然歯と比べれば固いです。

(2)ダイアモンドセラミックCAD/CAM冠(DC)

ダイアモンドセラミック CAD/CAM冠(DC)
44,000円(税込)~55,000円(税込)
とても固くて丈夫、比較的安いジルコニアブロックのAIによるCAD/CAM冠です。
AIがジルコニアブロックを削り出すものです。
色もオーダーメイドでないので大まかな標準色の色しかありません。

(3)健康保険の白いクラウン

健康保険の白いクラウン
健康保険適用価格
健康保険の白いクラウンです。

金属冠

素材が金属のクラウンです。

(1)白金加金(PGA)冠:金とプラチナの金合金冠

白金加金(PGA)冠 金とプラチナの金合金冠
前歯・小臼歯前装冠132,000円(税抜)
大臼歯前装冠143,000円(税抜)
前装冠:外側の唇面(外側の部分だけ白いハイブリットセラミックでカバーしたもの)
特にPGA合金冠は、鋳造性は最高で、歯を削る量も少なく、歯との間に出来る隙間は最小限度で作れます。隙間が少ないほど歯垢は溜まりにくく、虫歯や歯周病のリスクは少なくなります。予防効果も上がります。
また合金の固さが天然歯のエナメル質とほぼ同じで理想的なクラウン素材なのですが、イエローゴールドで審美感には劣ります。しかし、その色はとても品格のある美しさです。
外側はハイブリッドセラミックで白く出来ます。
壊れない、割れない、かみ合わせになじみが良い、個人のかみ合わせの適応が良い。咬みやすい。

(2)18K金合金冠

18K金合金冠
前歯、小臼歯前装冠132,000円(税抜)
大臼歯前装冠143,000円(税抜)
エナメル質よりは少し柔らかく、かみ合わせに対するなじみが良く、適合も最高に良いです。
インプラントのクラウンには審美感はともかく素材的に最高に良いと言えます。

(3)健康保険の銀冠、チタン冠、白いCAD/CAM冠

健康保険の銀冠、チタン冠、白いCAD/CAM冠
健康保険適用価格
銀冠は適合や隙間の多さ・固さ・変色し易さ・属アレルギー等でお勧めできるものではありませんが、安価で出来ます。
また最近の保険の白い冠よりは問題が遥かに少なく、健康保険内でお考えの方で、歯を少しでも長く残したい方には良いかと思います。
審美的な被せ物をご希望でしたら自費のセラミック冠が断然、歯の為にも良くお勧めです。
チタン合金は、金属アレルギーは出ないのですが、あまりにも固すぎてお勧めできません。

(4)健康保険の白いCAD/CAM冠、CAD/CAMインレー

健康保険の白いCAD/CAM冠、CAD/CAMインレー
健康保険適用価格
保険の白いクラウンはハイブリッドセラミック冠という樹脂が多い冠です。内面は貴金属で作られた自費のハイブリッドセラミック冠とは違い、樹脂成分が多く、割れない様に柔軟性がある、どちらかと言えばプラスチック冠に近いハイブリットセラミック冠と言われているものです。
メリット
  1. 安い
  2. 早い
  3. 白い
デメリット
  1. 柔軟性に弱いので厚みを通常の2倍近く取らないと割れるので、歯の削除量がとても多くなる。その分歯の寿命は短くなってしまう
  2. 厚みがあるので、クラウンが大きい
  3. 適合が良くないので歯垢が溜り易く、う蝕や歯周病のリスクが高い。咬む力で冠が歪むから外れ易い
  4. 素材が弱く、噛む力でクラウンが歪み開くので、内面に唾液が入り易く、内部でのう蝕リスクが高い
  5. インレーも強度がとても低いので直ぐに割れやすく、虫歯リスクがとても高い
上記のデメリットにあります通り、残念ながら保険の白いクラウンやインレー、銀冠は基本的にお勧めできないのです。

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