インプラント治療の一般的な手順
問診
全身的な疾患や生活習慣、服用中のお薬の確認や治療状況に関する問診を行います。血液検査の結果などがあれば、そちらも持参して頂けるとありがたいです。
検査・模型の型取り
レントゲン撮影によるお口全体の診査、場合によっては、お口の模型が必要となるため、そのための型取りをします。
歯の欠損部位の診査
歯を失っている部分の顎堤（歯茎）の触診、視診を行います。
お口の詳しい状況の診査
上下の顎の対向関係、インプラントの噛み合わせとなる歯の被せ物の種類や形態的、機能的状況、むし歯や歯周病の状態チェックなどを総合的に検査していきます。
治療計画・治療費・治療期間の説明、ステントの型取り
治療計画、治療にかかるおおよその治療費や治療期間の説明を行います。
また、ステント（インプラントの理想的埋入位置の特定の為に必要なガイド）が必要なケースでは、ステントを作製するための型取りをします。
また、ステント（インプラントの理想的埋入位置の特定の為に必要なガイド）が必要なケースでは、ステントを作製するための型取りをします。
ステントを装着してのCT撮影
ステントができ上がったら、ステントを装着した状態でCT撮影を行います。
CTの診断結果をもとにインプラント治療方針の決定
患者様のご意向とCT撮影での診断結果をふまえて、確定的な治療計画の立案と治療料金や治療期間に関するご説明を行います。
治療のご契約
治療に同意が頂けた場合、オペ日の決定、治療契約、各種書類の記載、注意事項書類の配布、治療費のお支払いに関する手続きを行います。
インプラント埋入オペ（手術）
インプラントを埋め込む手術を行います。（一次オペ）
抜糸
手術の1週間後に抜糸を行います。
二次オペ
2週間後、必要に応じ、二次オペ（インプラント体にかぶった歯肉の切除とヒーリングキャンプ装着）を行います。
治癒期間
インプラントが骨に結合するための治癒期間として、下顎は1.5～2か月、上顎は3～4か月程度待ちます。
被せ物を作るための型取り
インプラントが骨にしっかりと結合したら、インプラントの被せ物を入れるための型取りを行います。
試適
インプラントの土台部分と被せ物の試適を行います。
被せ物の装着
インプラントの被せ物を装着します。
メインテナンスの移行・マウスピース作製
インプラント部分の歯ブラシ指導を行い、メインテナンスへ移行します。
インプラントを２本以上入れている場合、夜間の歯ぎしりからインプラントを守るためのマウスピースの作製、セットを行います（健康保険適用）。
インプラントを２本以上入れている場合、夜間の歯ぎしりからインプラントを守るためのマウスピースの作製、セットを行います（健康保険適用）。
インプラントの治療期間
インプラント治療期間は、骨がすでに治癒している場合、下顎で手術から約3～4か月、上顎ならインプラント手術から約5～6か月で最終的な歯が入ります。
抜歯後から数える場合、それに加えて骨の治癒に通常は半年程度かかります。
なお、条件が合えば、抜歯即時インプラントなら下顎は約4か月、上顎は約6か月程度の治療期間となります。
抜歯後から数える場合、それに加えて骨の治癒に通常は半年程度かかります。
なお、条件が合えば、抜歯即時インプラントなら下顎は約4か月、上顎は約6か月程度の治療期間となります。
コラム
オッセオインテグレーション（骨性癒着）
聞きなれない専門用語ですが、インプラントの寿命に最も関係する大事なことです。
オッセオインテグレーションとは、インプラント体と骨との癒着のことをいいます。
インプラント治療終了後は、時間の経過と共に少しずつ骨が減って行きます。ご自分の歯を支える歯槽骨に関しても、誰でも年を取ると減り、歯茎がそれに伴い下がり、歯が長く見えるようになっていきます。
それが通常より極端に早くなるのが歯周病です。また骨粗しょう症になった場合も、骨の密度が低くなるので、インプラントのオッセオインテグレーションの面積が激減します。
オッセオインテグレーションとは、インプラント体と骨との癒着のことをいいます。
インプラント治療終了後は、時間の経過と共に少しずつ骨が減って行きます。ご自分の歯を支える歯槽骨に関しても、誰でも年を取ると減り、歯茎がそれに伴い下がり、歯が長く見えるようになっていきます。
それが通常より極端に早くなるのが歯周病です。また骨粗しょう症になった場合も、骨の密度が低くなるので、インプラントのオッセオインテグレーションの面積が激減します。
その他にも、喫煙や糖尿病、肥満、運動不足、加齢、栄養不良によっても歯周病が促進され、オッセオインテグレーションが破壊され、少なくなっていきます。
また、歯ぎしりや食いしばりもインプラントを揺さぶり、オッセオインテグレーションを急速に破壊して、インプラントを早く失う原因となります。
特に、女性は閉経後の骨粗鬆症のリスクが高く、適度な運動、散歩、日光浴、カルシウムやビタミンDの摂取がインプラント長期安定のために必要です。
また、歯ぎしりや食いしばりもインプラントを揺さぶり、オッセオインテグレーションを急速に破壊して、インプラントを早く失う原因となります。
特に、女性は閉経後の骨粗鬆症のリスクが高く、適度な運動、散歩、日光浴、カルシウムやビタミンDの摂取がインプラント長期安定のために必要です。
コミュニケーションを重視し、患者様に寄り添った治療を行っています
当院ではコミュニケーションを大切にし、患者様の思いやご希望を最優先に考えながら、安心・安全で、長期的に安定するインプラントをいかにして保つかを考えたインプラント治療をご提供いたします。
また、インプラントだけでなく、お口全体の健康を長期的に保てるよう、正確な診査・診断を行った上で、患者様に合った治療法、治療計画を、誠意を持って立案、ご提案いたします。
治療に関しては、事前に手順や治療期間、治療費の説明を十分に行い、患者様にご納得いただいた上で開始いたします。
もちろん、治療法に関しては、インプラントだけでなく、入れ歯やブリッジに関しても、治療期間、料金ともにしっかりとご説明させていただき、患者様ご自身に治療法を選択していただきます。
また、インプラントだけでなく、お口全体の健康を長期的に保てるよう、正確な診査・診断を行った上で、患者様に合った治療法、治療計画を、誠意を持って立案、ご提案いたします。
治療に関しては、事前に手順や治療期間、治療費の説明を十分に行い、患者様にご納得いただいた上で開始いたします。
もちろん、治療法に関しては、インプラントだけでなく、入れ歯やブリッジに関しても、治療期間、料金ともにしっかりとご説明させていただき、患者様ご自身に治療法を選択していただきます。
