診療案内
精密根管治療(歯内療法)外科的歯内療法

外科的歯内療法

外科的歯内療法
被せ物やコア(差し歯の土台になるもの)が入っていて、治療の際にその除去が困難な場合には、最後に歯を残す治療法として、「外科的歯内療法」があります。 

根管治療の成功率

根管治療の成功率
歯の神経が入っている根管は、その形が木の枝のようにとても複雑な形をしていることから、治療の成功率は、自費精密根管治療の場合で、最高でも97%と言われています。
しかしこれは、他の医療に関しても同じで、100%の成功率というのはあり得ません。

根管治療が成功しない場合の対処法

根管治療が成功しない場合の対処法
歯内療法先進国の米国でも、専門医の治療でも治らない場合には、外科的歯内療法という、外科的な治療が行われます。
これは、歯茎を切開して外科的に、外側から歯根の先端部分にアクセスして治療を行うという方法です。

外科的歯内療法、保険と自費の治療の違い

保険診療の場合
日本の保険内で行われている外科的歯内療法は、主に口腔外科で行われる「根尖切除術」と呼ばれるものです。この方法は保険適用ですが、成功率は高くなく、30%未満だと言われています。
しかも歯根の先端を切除しますので、歯が短くなり、歯の寿命も短くなります。この方法は当院でも可能ですが、通常は口腔外科(藤沢市民病院や湘南口腔外科)に紹介して行います。
自費診療の場合
一方、自費の米国外科的歯内療法(自由診療)の場合、成功率は85%~90%まで高めることができます。
また、自費外科的歯内療法では、ほとんど根尖を切除することはありません。
具体的には、根尖をなるべく切り取らず、根管が根尖部で外にでる部分を外から削り、封鎖して根管内の細菌を封じ込める、という方法を行います。

保険と自費の成功率に違いが生じる理由

保険と自費の成功率に違いが生じる理由
なぜ、こんなにその成功率の違いが出てしまうのか?
その理由は、治療で行う術式や使う器具、機材が全く違うからです。また、それに加えて、歯の根の先の切除量が違うから、というのもあります。
自費外科的歯内療法は、特殊な技術を必要とします。具体的には、熟練した歯内療法専門医として特別の訓練を積んだ歯内療法専門医のみが施術可能です。
またそれに加えて、高価な高性能マイクロスコープを使用するので、より精密に治療をすることが可能です。
自費外科的歯内療法は、ほとんどの歯科医院では行っておらず、本格的に米国の歯科大学で歯内療法専門医コースを修了した自費歯内療法専門医のみが行えます。
当院では、自費外科的歯内療法が必要になる場合、このコースを修了した東京の自費歯内療法専門医に紹介させていただきます。

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